四月馬鹿達の宴：フリーゲームレビュー

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四月馬鹿達の宴　[フリーゲーム]

RPGツクール2000製の長編ＲＰＧ。
イツキ・テツロー・マナみの3人の仲間が世界中を冒険する。
世界は、鉄の国、黄泉の国、遺産の国、月の国などの、おかしな国とおかしな人々で溢れている。
自由度が高く、序盤から色々な所に行けて、強力な敵と戦ったり、ステータスを上げまくったりも出来る。
しかし、強力な技やアイテムを早めに入手してしまうとゲームバランスが崩壊してしまうので、まずはストーリーを進めるようにした方がいいと思う。

アマシロ探偵からは色々進行に関係するヒントをもらえたりする。
声をつなぐ遺産（とらんしーばー）をアイテム欄から使うと、いつでもヒントを聞けるので、ストーリー進行に詰まった時には心強い。

戦闘は前列1人、後列2人の並びになる。

前列は直接攻撃が可能な他、一番ダメージを受ける場所なので、前列にはＨＰと防御力を上げた壁になれるキャラを配置しよう。3人の中ではイツキが最適。

後列は直接攻撃が出来ず、サポートや間接攻撃がメインの行動になる。
基本的に技を使うにはＭＰを消費する。
ＭＰは戦闘中にチャージ（1ターン消費）することで1回復する。
つまり消費ＭＰ1の技は2ターンかかり、消費ＭＰ2の技は3ターンかかる。

色んなところにいる「銭湯の妖精ゆげ子ちゃん」。
話しかけると、ステータス強化や装備を灰にすることができる。

このゲームではレベルアップの概念が無く、敵を倒すと手に入るＥＸＰはお金の代わりと思えばいい。
ステータス強化や、アイテム購入には共にＥＸＰが必要になる。

またレベルアップが無い為、スキルを勝手に覚えることは無く、基本的に装備品からスキルを覚える。
装備品には誰が何を覚えられるか説明文にある場合が多いが、中には説明文には書かれていなくてもスキルを覚えられる装備品もある。スキルが覚えられない装備品の場合はステータスがアップする。
スキルを覚える為には、
覚えさせたいキャラを先頭にする→覚えさせたい装備品を装備しておく→装備を灰にするの流れ。
当然ながら装備を灰にすると装備品は消え去ってしまうので、強力なものは、すぐに灰にしないほうがいいかも。

変わったストーリー、変わった会話、自由度の高いＲＰＧを探しているならおすすめ。