妖かし園：フリーゲームレビュー

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妖かし園　[フリーゲーム]

RPGツクールVX製のRPG風妖怪動物園経営シミュレーション。
ダンジョンに潜り、妖かしを捕まえてきて、見世物にしてお金を稼ぐゲーム。

主人公は寺の坊主「三休」。
和尚の命令で、和尚の作った借金、100万魂の利子の1万魂を一ヶ月以内に返済するハメになる。
（1魂＝100円くらいらしい。）

全21種類の妖かしを捕まえて、「妖かし園」を経営して、制限期間内に、利子の1万魂、もしくは借金の元金100万魂を返済しよう。

マルチエンディングで、プレイ時間は3時間程。

妖かし園2.JPG

借金を弟子に返済させる悪徳和尚。

妖かし園3.JPG

ダンジョンは1つで、そこで全21種類の妖かしが全て捕獲できる。
戦闘はRPGツクールのデフォルト戦闘。
敵のHPを半分以下にすれば100%の確率で捕獲スキルが成功するので、捕獲するのは楽。
敵の攻撃力が高めなので、しっかりレベル上げをして装備を整えて進めないと、全滅することもあるかも。
ダンジョンは狭くて、少し場所が変わるだけで、敵のレベルが一気に上がる。（ちゃんとマップグラフィックで分かるようになってある。）

全ての妖かしを捕獲してしまえば、ダンジョンに用は無くなるのが、ちょっと勿体無いかも。

妖かし園4.JPG

妖かし園の内部。
捕獲した妖かしは1種類1匹だけ見世物にすることが出来る。
新しい妖かしを捕獲したら、取り敢えず、アイテム欄で使って「妖かし園」に送っておこう。

見世物の妖かしが増えれば、来場客も増えるので、施設を設置して、お客の満喫度を上げよう。
「妖かし園」では、店舗を4つまで、鬼火を20匹まで、番犬を6匹まで設置できる。

店舗は任せる妖かしによって内容が代わり、「三休」が利用することも出来る。
来場者が多ければ多いほど、売上が上がるが、来場者が殆どいない状態だと、維持費の分赤字になるので注意。
武器や防具などは、武器屋や防具屋の店舗を設置して購入することになる。

鬼火は、捕まえてきた鬼火を「鬼火台」に設置することで運用する。
設備や植物、従業員など様々なものに変化させることが出来て、どれも園の運営に役立つ。
変化させることが出来る種類が多くて迷うが、費用は高いが効果も高い従業員にしておくのがオススメ。
医者1人、清掃員2～3人、あとは案内員かパフォーマーにして満喫度を上げておけば良いと思う。
飼育員は番犬がいれば要らない。

番犬は捕獲してきた「化け犬」を設置して、見世物にしている妖かしの逃亡を防ぐことが出来る。
6匹設置しておけば、逃げることはまず無いと思うので、とりあえず「化け犬」を捕まえたら番犬にしておくのをオススメする。

マップの切り替えや、戦闘の度に時間が経過して、1ヶ月で100万魂貯めるのは難しいと最初は思ったが、そうでもなかった。
10日目くらいで、全ての妖かしが集まったので、あとは入場料を最大まで上げれば、1日8～9万くらいの売上ですぐに100万魂に到達した。20日目くらいまでに、全ての妖かしを集めるペースなら充分間に合う。

また、バグか仕様か分からないが、妖かし園の「姫代」に時間を進めてもらえば、30日を過ぎても売上が貰えることを確認。
フィールドマップに出た時に30日を過ぎたかどうかのチェックが行われる模様。

つまり、1日1万くらい売上がある状態にして、100日分進めて100万魂貯めることも可能。

期間の制限や、100万貯めるというシミュレーション部分があまり上手く機能していない気がしたが、ダンジョンでひたすら妖かしを捕獲するのは中々楽しめた。