セレスティアルダンス

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「アトハ」制作のWOLF RPGエディター製、ボードゲームとカードゲームの要素が合わさったゲーム。

サイコロを振りチェックポイントを通過してスタート地点に戻ってくることでSPが貯まり、そのSPを使ってマス目にセレスティア（モンスター）を召喚して領地を守っていくゲーム。

セレスティアはカードで召喚するようになっており、対戦相手のセレスティアがすでに召喚されているマスに止まるか、その隣接マスに自分のセレスティアを召喚すると、セレスティア同士のバトルも発生する。

ボードゲーム+カードゲームということで、「カルドセプト」に似ていると思ったが、こちらのゲームではセレスティア同士のバトルで対戦相手のHPを0にすることが勝利条件で、独自のシステムになっていて楽しかった。

プレイ時間は5時間ほど。


独自のルールが採用されているゲームだが、丁寧なチュートリアルがあるので、すんなりとルールは覚えられる。
もっともボードゲームに馴染み深い人なら、いきなりステージをプレイしても理解できるかもしれないが、チュートリアルを見ると特典もあるので、まずはチュートリアルから始めるに越したことはない。


基本はサイコロを振って、マップを何度も周回するスゴロクゲーム。
全てのチェックポイントを通過して戻ってくると、セレスティアを召喚したり、マス目をレベルアップさせるのに必要なSPがもらえる。

ステージが進んでいくとマップも広くなっていき、ルートの分岐も多く、自由に駒を進められるようになってくる。
チェックポイントを目指して最短のルートを選択したり、対戦相手がセレスティアを既に召喚しているマスを避けて少し遠回りしながら進むこともできる。


セレスティア同士のバトル。
どちらかがマス目に召喚している場合に発生する。

カードにはHP、ATK、SPDの3つのステータスがあり、オーバーキルした分のダメージが対戦相手のプレイヤーに直接ダメージを与える。

火、水、風の3つの属性があり、それぞれ対応するマス目に召喚するとステータスが強化されたり、SPを消費してマス目のレベルを上げると、そこに召喚されているセレスティアのステータスが最大2倍になったり、サポート召喚で一時的にステータスを上げたりと、カードバトルも楽しい。

どんどんセレスティアを召喚して一気に領地を拡大するのか、召喚する度にマス目のレベルを上げて着実に1マスずつ占領していくのか、対戦相手の行動も見ながら戦略を考えていく。


ステージをクリアすると新しいカードも入手して、より戦略性が増していく。
クリアに応じて決められたカードが確実に手に入るので、収集要素は無いが、なかなかレアが出ないと苦しむことも無くて、ランダムで入手できるシステムとかよりも良いかも。
全ステージをクリアすれば、全種類のカードが必ず手に入る。（ビギナーモードを使わなければ。）


持っているカードを組み合わせて自由にデッキを作れる。
30～40枚の間で、カード1種類につき4枚まで組み込める。

デッキは12パターンも登録しておけるので、必要に応じて、属性ごとのデッキなどを作っていくと良い。


「カルドセプト」とか「モノポリー」とか「いただきストリート」とかのボードゲームは好きだったので、かなり楽しめた。
ステージやカードの種類はそれ程多く無いが、複雑になりすぎても、1プレイにやたら時間が掛かったりして面倒になったりするので、それ程難しく考えなくても進めるやさしめの難易度で調度良く感じた。
操作は全てマウスで出来るのも、気軽に遊べて良かった。

タグ：カードゲーム etc.

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