Pause Ahead：フリーゲームレビュー

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Pause Ahead　[フリーゲーム]

「Askiisoft」製作のジャンプアクションゲーム。
「MolyJam」という、インディーズのゲームイベントで発表された作品。
この「MolyJam」は、伝説的ゲームデザイナーのピーター・モリニュー（Peter Molyneux）氏の偽者が、Twitter上で面白いゲームアイディアを呟きまくっって人気を集めたことが発端になっているらしい。

海外で定期的に開催されているGame Jamイベント（週末などの短期間でそれぞれの参加チームがゲーム開発の段階からチャットやライブ映像を見せ合いながら、ゲームを完成・発表するイベント）のパロディで、偽者が呟いたアイディアからインスピレーションを得たゲームを48時間以内に完成させるイベントだったらしい。

アメリカとUKを中心に開催され、開発期間が48時間にも関わらず、なんと約300作品も公開されている。

このゲームは、そんな「MolyJam」で公開された作品の一つ。
ステージごとにゴールの階段を目指す、シンプルなジャンプアクションだが、タイトルの通り、ポーズに特徴のあるゲームとなっている。

タイミングや、細かい移動の制御が難しくて、難易度は高め。
クリアまでのプレイ時間は30分程だった。（アクションの腕次第で大きく変わると思う。）

操作は左右キーで移動。上キーかSpaceキーでジャンプ。下キーかSpaceキーでゴールに入る。Shiftキーでポーズとなっている。

制限時間以内に障害物を避けてゴールにたどり着けば良いだけのシンプルなルールだが、
制限時間が1秒のステージや、避けられない障害物があるステージなど、通常のプレイだけではクリア不可能なステージ構成になっている。

これを解決するには、ポーズ機能を使いこなす必要がある。
普通のゲームではポーズと言えばただの一時停止だが、このゲームでは3つの機能がある。

ポーズ機能の特徴

まずは、ポーズ中も勢いが保たれたまま移動するという機能。
止まった状態でポーズしても普通のゲーム同様に動かないが、例えば斜め上にジャンプ中にポーズをすれば、そのまま斜め上に飛んでいく。あくまでポーズする前の慣性に従って進むため、ポーズ中に方向や速度を変えたりは出来ないので注意。

2つめは、ポーズ中は制限時間が止まる機能。
制限時間が短いステージでは、ポーズ中の移動を上手く使いながら進めないと、タイムオーバーになってしまう。

3つめは、ポーズ中は無敵状態になる機能。
避けられない障害物でも、ポーズ中の移動を使えば、通過することが出来る。
ただし、安全な場所でポーズを解除しなければならない。