排気ガスサークル

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「DONZU」制作のアドベンチャーゲーム。

強く願うモノが乗車券となり、夢の先へ連れて行ってくれるという都市伝説を聞いた主人公は、メモを片手に駅のホームで佇んでいた。
すると、本当に電車が迎えに来て、滅びゆくモノクロの世界に連れて行かれる。
物語の導入部の設定は、「BUMP OF CHICKEN」の「乗車券」という曲が元ネタだと思う。

仮面やマスクをつけた不思議なキャラクター達が数多く登場する、謎の世界を脱出する為、ダンジョンを探索したり、時々戦ったりしながら進めていく。

所々ではアニメーションしたりと、演出も凝っていて良い。

プレイ時間は3時間半ほど。


何でも願いが叶うという乗車券の噂。
しかし、その噂が原因か、数多くの投身自殺も起こっている。


駅のホームで待っていると、突然モノクロの世界に切り替わり、何者かに背中を押された主人公は、電車の中に乗せられてしまう。
電車の中には仮面をつけた男が乗っていて、異世界に来たことを実感する。


この世界では仮面を付けて顔を隠し、本名も名乗ってはいけないと教えられる。
さらに”影”と呼ばれる存在も連れて行くことになる。


「鍵師」と名乗る人物によって、新しい仮面を作ったり、仮面を付け替えることができる。
仮面を付け替えると、”影”の見た目と、戦闘スキルが変わる。

仮面は主人公以外にとっては、この世界に存在する為に必要なものらしく、仮面を外すと消えてしまうらしい。


「葬儀屋」や「MAG団」と呼ばれるグループと出会い、共に、世界の崩壊をふせぐ為に行動し始める。
個性的な見た目をしたキャラクターが多くて楽しい。


所々では敵との戦闘もある。
「通常攻撃」「特殊攻撃」「防御」のコマンドで、3すくみのじゃんけんみたいなシステムになっているので、敵の行動を予想しながら戦っていく。
難易度はそれ程高くなく、回復が使える仮面を装備していれば、まず負けることはないだろう。


ストーリーはよく分からないと感じる部分も多かったが、仮面やマスクをした個性的なキャラクター達や、数々の演出は楽しかった。
不思議な世界観が好きな方にはオススメのアドベンチャーゲーム。

タグ：ADV

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