勇者百年計画

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「こびっと」製作の勇者育成シミュレーションゲーム。
勇者を育成し、ひたすら迷宮探索させていくやり込み系のゲーム。
グラフィックは一切無く、文字のみで構成されているので、パラメーターを上げるのが好きな人向け。
イベントやクリアといった要素も無く、やろうと思えばどこまでも続けることが出来る。


ゲームを始めると、まずは自国を5つの国の中から選ぶ。
国によって勇者のパラメーターや、学校評価、初期資金、友好国などが変わる。


政略フェイズの画面。
ここでは、迷宮探索のパーティーを組んだり、新しい勇者の募集、施設の強化、他国との友好度を上げる行動などが行える。


迷宮探索のパーティー編成画面。
前衛・中衛・後衛の6人までのパーティーを5部隊まで組むことが出来る。

配置場所によって、能力の上昇率が変わり、効率が良いのは、
前衛に「近接」や「敏捷」の近接戦闘能力が高い勇者。
中衛に「集中」の迷宮探索能力が高い勇者。
後衛に「魔力」や「詠唱」の魔術戦闘能力が高い勇者。

迷宮から帰還する度にパーティーは組み直す必要があるので、
面倒ならあれこれ考えず、自動編成で組んでしまったほうが楽。


迷宮探索は自動で行われる。
文字のみで探索状況や戦闘結果などが表示されていく。

探索開始階や、帰還条件などを設定できるので、☆の数で表示される危険度を見ながら決めると良い。
☆は5段階で、☆1ならまず安全、☆5ならほぼ全滅といった感じ。
☆3でも全滅することがあるので、安全に進めるなら☆2くらいになるような設定を選ぼう。

パーティーが全滅すると、他の部隊に救出に向かわせるか、他国に救助要請（金を取られる）をする必要があり、更に、戦闘不能の状態から回復するには数ターン必要と、かなりのペナルティがある。
1階違うだけで危険度が大幅に変わるので、全滅させないように序盤は慎重に。


5部隊作るだけで、勇者が30人も必要なうえ、迷宮探索に行くとすぐに負傷して回復するまでパーティーに加えられなくなるので、とにかく勇者の数が必要。
施設強化も、最大所属勇者の数を増やせる「校舎・宿舎」を優先して上げたい。

勇者を増やすには、「新勇者探索」のコマンドを行なっておくと、ターンの終わりに勇者を仲間にできる。
仲間にできる勇者の強さは、迷宮探索で獲得できる、名声・武装評価・魔術評価によって上がっていく。
他国との友好度が高いと、他国出身の勇者も仲間にすることが可能。

注意したいのは、3年経って卒業するまで、迷宮探索のパーティーに加えられない「勇学生」の存在。
3年もあれば、仲間にできる勇者も強くなるので、「勇学生」を仲間にする意味は殆ど無い。
お金が有り余っていれば、学校行事などを行なって、普通の勇者より強くできるのかも知れないが、よっぽどやり込む人向けといえる。
序盤から「勇学生」を仲間にしたり、「勇学生」を育てる施設を強化しないようにしたい。


仲間にできる勇者はどんどん強くなってくるので、所属勇者の空きが無くなったら、成長限界に達した弱い勇者はどんどん「戦力外通告」のコマンドを使って、世代交代させていく。

グラフィックやイベントが無く、ある程度やり方が分かれば、あとは同じことをローテーションさせていくだけなので、しばらくやって飽きたが、ひたすらパラメーターを上げていくことに快感を覚える方であればオススメのゲームかも。

タグ：育成 やり込み SLG

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