即売会はおれでまわってる：フリーゲームレビュー

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即売会はおれでまわってる　[フリーゲーム]

サークル「犬と猫」製作の経営シミュレーションゲーム。
過去作品に登場した金の亡者「シバ」が同人即売会に目を付け、美少女「シオ」の写真を撮影（盗撮）して、写真集を販売して、一儲けしよう！というストーリー。
即売会に行ったことある人なら単語の意味も分かり、より楽しめると思うが、全く知らなくても問題なく遊べる。

ゲームの流れは、写真撮影→集めた写真で写真集を印刷→即売会で販売の繰り返しになる。
序盤は一度に撮影できる枚数も少なく、在庫もそれ程持てないので、少量ずつ印刷して、ランクの低い即売会で地道に販売しよう。写真集は出展する度に売れにくくなってくるので、売れないようになってきたら、古いものはすぐ廃棄して、新しい写真集を作っていこう。
印刷する所はどこでもいいが、印刷代が高いほど、販売価格も高くなるので、お金に余裕があれば印刷代の高い所を利用したほうが得。
制限期間などはないが、無計画にお金を使いすぎると、身動きが取れなくなるので注意。

中盤以降は、ページ数の少ない写真集は売れなくなってくるので、ページ数が多いものを作る必要がある。
ページ数を増やすには、同じ写真を数枚使えばいいが、手持ち写真が足りなくなってくるので、売れる写真集を作ったら、増版を重ねて荒稼ぎしよう。

同じ「犬と猫」のフリーゲーム「レミュオールの錬金術師」やその他シェアウェア作品と比べると、登場人物やイベント数も少なく、ややこぢんまりとした印象だが、それでもクリアまでは5時間以上かかるので、十分な容量。
クリア後も写真集めなどのやり込み要素もあるので楽しめる。
経営シミュレーションを探してるならおすすめ。