まさむねBLADE!!

【まさむねBLADE!!】のダウンロード


「g」制作のWOLF RPGエディター製、鍛冶屋経営シミュレーションゲーム。

「第5回WOLF RPGエディターコンテスト」エントリー作品。

毎日ナンパばかりして、仕事をさぼっているせいで、多額の借金を背負っている、モテない鍛冶職人「岡崎五郎」が主人公。
モテない理由は借金があるせいだということで、半年後に開催される「緋国鍛冶大会」で優勝して、賞金で借金を全額返済することを目指す。

武器を作って売ったり、毎月数回開催される武器大会の賞金などで、お金を貯め、借金の利子を返しながら進めていく。

武器は豊富な種類の素材から作り、完成結果の予想を微調整して、強そうだったり、高く売れそうな技能や、能力が高くなりそうな属性（大きさや重さなど）を選別して作り、完成した武器を鍛えることで、属性を変化させることもできる。

「アストロノーカっぽいの」を目指して作られたそうなので、アストロノーカで宇宙野菜の品種改良が好きだった方にはオススメかも。


鍛冶職人としての腕は確からしいが、女のことしか頭にない主人公「岡崎五郎」。
店は弟子の「スグハ」（米原直葉）に任せっきりで、毎日ナンパに明け暮れていた。


一日の行動は、武器を作ったり、自宅で瓦版を読んだり、雑貨店や酒場に行ったりして過ごしていく。


武器は「刀」「槍」「斧」「弓」の4種類が作れる。
最初から作れる武器以外を作るには、設計書を手に入れる必要があり、設計書は雑貨店にも売られているが、それ以外は、イベントなど様々な場所で入手する必要がある。


材料を1～5個選んで武器を作る。
使った材料によって、属性（大きさや重さ）が変化したり、戦闘で効果を発揮する技能が付いたり、主能力が上下したりと、武器の品質が変わる。
材料は1個で作った方がお得に思いがちだが、完成度補正を高くしたほうが「やる気」の消費を減らせるので、なるべく材料は多く選んで作ったほうが良い。
毎日やる気は20％しか回復しないので、材料を多く使っても、たくさん武器を作って売ったほうが儲かる。

天才鍛冶職人だけあって、食べ物や、紙や、布など、なんでも鍛冶の材料にできる。
草だけで鉄パイプを作ったりと、錬金術並みの才能を持っている。


材料が決まったら、結果予想を微調節して、良さそうなものを選別する。
結果予想には3つまで完成品の特性が表示される。
序盤はあまり、より好みしなくても良いが、レアな材料ばかり使うと、武器に技能が大量に付くので、狙った技能を付けるのが大変になってくる。
マイナスの技能が付くこともあるので、結構、運次第で強さは大きく変わる。


ストーリーが進むと、大食いで武術に秀でた「ソノ」（十河 想乃）が仲間になる。
主人公は鍛冶屋なので、武器大会などの戦闘は、すべて「ソノ」が担当する。

他にも、探索で高レベルの材料を持ち帰ってきてくれたりと、鍛冶屋に貢献してくれる。


酒場の儲け話を請け負うと、前作の「Another SemiAutomatic Dungeon」のような、自動で進むダンジョンに挑める。
装備している武器は持ち替えることが出来ず、武器の耐久度が0になっても、儲け話は失敗となるので、なるべくザコ敵との接触を避けながら、最深部のボスを目指す。


戦闘画面。これも前作に似たシステム。

一時的にステータスが上がる技能などを使いながら戦っていく。
後半のダンジョンに行くほど、武器の耐久度を消耗するのが難点になるので、なるべく攻撃力を上げる技能を付けて少ない攻撃回数で敵を倒せるようにするのが良いかも。


戦闘後はランダムでステータスが上がる。
強い武器を作るだけでは限界があるので、なるべく儲け話や武器大会などで強敵を倒してステータスを上げていこう。


借金の利子を払えなくなってゲームオーバーになったり、ゲームをクリアすると、クリアデータを保存して、材料や作った武器を引き継いで2週目を開始できる。
マルチエンディングで、一周目で全ての武器のレシピを集めたり、全ての儲け話をクリアするのは難しいので、何週もしたくなる。


難易度を下げると特定のイベントが発生しなくなるとのことで、ハードモードでプレイした。（ハード、ノーマル、イージーの3段階ある）
儲け話のダンジョン攻略などは試行錯誤して武器を作らないとボスを倒せず、やりごたえがあって面白かった。
結果予想を見ながら、良い技能や属性が出るまで、微調整を繰り返す地道な作業も好きなので、武器を作るのも楽しかった。
クリア後は、ルート分岐のヒントなども見れるようになったので、次はまた別のエンディングを目指してプレイしたいと思う。

タグ：経営 SLG やり込み

Tweet